細径(小径)、薄板(薄肉)精密角パイプ

 
◎ 角パイプの造管は、フープ材を丸め、TIG溶接で溶接し、ローラーにより四角に成形し
    ます。TIG溶接は、細径および薄板に適した溶接方法で仕上がりが綺麗です


◎ 弊社では、細径ステンレス角パイプ(□4〜□8)並びに大きめなステンレス角パイプ
  (□10〜□20)の薄板(0.3〜0.5程度)での製造が可能です。


◎ 外径、ネジレ、並び曲がりの精度が高く、基準の材質はSUS304なので硬度も高く
  (HV250以上)長尺での使用も可能で軽量化にもつながります。


細径角パイプは一般的に、丸パイプを製造後、焼鈍(焼きなまし)を行い、角ダイスを使用して引き抜き、角の形状にしています。

しかし、引き抜きでの製造工法ですと、長物の製品で使用する場合、曲がり、ネジレ精度に問題の発生があり、その為用途が短尺での製品の使用に限られています。

弊社製造工法では、造管時での連続してのローラー成形により角パイプを製造しています。

引き抜き加工では困難な、製造中での外径寸法ならびに、曲がり、ネジレ精度の微調整ができ、高い寸法精度の角パイプの製造ができます。

[ 造管機 ]

〈 角パイプの使用方法 〉

◎ 両端でのトルクの伝達が可能です。

◎ 面の利用
 1  面にシールなどを貼り付ける使用が可能です。
 2  平面に設置が可能です。

◎ 回り止めでの使用が可能です。


〈 用途 〉
OA機器シャフト、筆記用具、装飾用パイプ、フレーム、支柱等。






切断 加工


お客様からの長さ寸法指示を、ステンレスパイプ材の切断に適した極薄砥石による加工方法で切断します。


極薄砥石による切断は、高精度で低価格な方法です。


切断により、若干発生した切断部バリは、バレル研磨、金ブラシ処理等により除去致します。

[切断機]


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その他加工も検討させて頂きますので、お問い合わせ下さい。
 ○プレス加工(穴あけ加工、フレア加工など)
○切削加工(溝入れなど)
○曲げ加工、圧入加工